(有)八幡計器 | YAWATA KEIKI

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計量器・計測器の製造販売 商工業はかり全般 有限会社八幡計器

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特注品製造の流れ YAWATAトピックス

特注加工(カスタマイズ)


八幡計器は、お客様のご要望に応じて特注品の製造もいたします。
当社は大企業ではありませんので、特注品の製造工程をすべて自社内で行うわけではありません。長年に渡って良好な関係を築いてきた地元の中小企業と密に連携することで、お客様のご要望にお応えしています。

その一例をご紹介しましょう。
以下は、特注サイズのグリップリングの製造依頼が入ったときの製造工程です。
大型クレーンの大型フックにかけられるように、クレーンスケールのグリップリングのサイズを大きくしてほしいというご要望にお応えした事例です。当社製品の中でも最大級の大型デジタルクレーンスケール"HL-03 50t"用のグリップリングですから、大きさ重さともにスーパーヘビー級です。
補足までに、クレーンスケールのグリップリングとは、クレーンスケール上部にある本体を吊るすためのリング状のパーツのことです。


製造工程1
はじめに、お客様のご要望に適うサイズと強度をもったグリップリングの設計図を当社で作成します。

製造工程2
次に、その設計図を鋼材の切断加工を行うなじみの業者に持ち込みます。この業者は中小企業ではありますが、切断バーナーを複数機搭載した大型のガス切断機を所有しています(写真1参照)。

バーナーによる鋼材の切断
写真1 鋼鉄板を切断している様子

今回は厚さ65mmもある圧延鋼鉄板を使用しました。
この鋼鉄板から希望するサイズのグリップリングの型を切り抜きます。切断はあらかじめ寸法を入力することにより、コンピュータ制御で行われます。

切り抜き直後は触ると火傷するほど非常に熱い状態です。1枚の圧延鋼鉄板からグリップリングの形状が切り抜かれました(写真2参照)。

グリップリングの原型
写真2 切り抜き直後の状態


製造工程3
無事にグリップリングの原型が切り抜かれましたが、作業はこれで終わりではありません。全体を研磨し、角に丸みをつけて、美しく扱いやすい状態にしなければ製品とは呼べません。
この作業を行うために、やはりなじみの溶接加工業者にパーツを持ち込みます。この業者も長年つきあいのある地元の中小企業です。

製造工程4
研磨整形が完了したグリップリングは八幡計器本社に持ち込まれ、クレーンスケール本体と接合して動作確認します(写真3参照)。

グリップリングとクレーンスケール本体の接合
写真3 グリップリングを本体に接合

問題がなければ、グリップリングをはずして塗装します。
塗装が終わると特注特大グリップリングの完成です(写真4参照)。

完成した特注品グリップリング
写真4 完成した特注品の特大グリップリング



こうした特注品への対応は、通常簡単なことではありません。
当社が特注(カスタムオーダー)に柔軟に対応できるのは、車で10分程度の範囲内に高い専門技術をもつ中小企業が点在しており、そうした企業と良好な関係を結んでいるからです。
不況の波が中小企業を直撃していますが、中小企業どうしが連携し合うことにより、手間のかかる大きなご要望にも対応することができるのです。




2010.03.04